
氏名 宇佐津彦 清智(Usatuhiko Kiyonori)
当法人としては現在4代目の理事長として、地域の問題を解決する仕事をしています。過去にはADHD改善プログラムの開発や、京築100景写真コンテストなども手がけました。ぼくとしては、京築地域が元気になるような事業を積極的に手がけていきたいと考えています。
令和7年7月30日に「菟狭津彦が見た倭国の歴史」という著書を幻冬舎から出しますが、これをまちづくりに利用できないかと考えて、当法人の事業のなかに組み込みました。今回取材を通して分かったことは、いろんな地域によい歴史が残っているんだなということで、これはもうその地域のアイデンティティそのものなんですよね。現在の日本は少子高齢化が極端に進行していて、30年もしないうちに消滅する市町村が出てくるんですよ。なぜそうなるか、誰もその地域の良さを知らないからなんです。地域というのは、1日や1年でできる空間じゃない。それこそ何百年という年月が必要なんです。その年月分の出来事が地域には存在している。家という概念があった時代は、その出来事を親から子へ、子から孫へとしっかりと伝えていたんですよ。しかし戦後は価値観が家から個人へ、農業から工業そして商業へとシフトしていった。関東首都圏への富の集約がそれに輪をかけた。また便利さの追求のなかで生活インフラの維持にべらぼうに高い金が必要になってきた。ぼくの小さい頃は、住んでいる町に小さな鍛冶屋さんや魚屋さんなんかが生計を維持できていた。家の近くには里山があって、そこから採れる薪で炊事や風呂も賄えていた。ゆったりとした時間のなかで、昔話が語られ、昔からの唄が歌われた。地域はそうやって維持されてきた。ぼくはそんな地域を再生したいと考えているんですよ。地域に残る話に多くの方々が共感を抱いてくれることで、ここで頑張ってみようという若い人達に期待したいんです。今回の出版が、その一助になればいいなと思います。
古代史って面白いからですね、これからもそんな古代史にこだわっていきたいというのが、ぼくの本音です。それで色々な地域にお邪魔して取材させていただこうと思っています。まだまだ小さな力でしかありませんが、これからも焦らずにやっていきたいですね。